食関連

酵素のパワーで若返り(奇跡のローフード)

食事方法の一つにローフードというものがあります。ローフードというのは別名リビング(Living)フードとも言われます。肉や魚も生なら食べるローフーディストとは違い、「生菜食」です。その由来は、“生きた”食べ物であるということ、48度以上の加熱で奪われる食材の酵素を、失うことなくそのまま摂り入れることで、生きる原動力となる代謝を助け細胞の隅々に栄養を行き渡らせ、老化の原因を修復し若返りをもたらしてくれます。

私たちが食べ物を体内に取り込むと、消化のために酵素が使われます。そして消化された食べ物を各細胞へと運びます。細胞が分解や修復を行うためにも酵素の力が必要です。三大栄養素をはじめ、ビタミンやミネラルなどが家を建てる材料だとしたら、酵素は実際に家を建てる大工さんです。大工さんがいなければ家が建ちません。
しかし、残念なことに今、私たちはその酵素を非効率に消費し続けているのが現実です。その一番の理由が「加熱食」です。酵素はビタミン、ミネラルより加熱に弱く、48度以上の熱を加えると死滅してしまいます。人は体内に一定の酵素を持っていて、それを使い切るとなんと生命活動も終了します。本来この体内酵素は、食べ物の消化ではなくその先の代謝活動に使われるものなのですが、酵素は消化活動に優先的に使われる性質があります。もし消化に負担のかかる加熱食が多いと、代謝活動に使える酵素がどんどん減ってしまいます。結果、細胞を攻撃する活性酸素を除去したり、不要物を排出したり、新しい細胞への生まれ変わりを手助けしたりする機能に回らなくなります。すると取り込んだ栄養をうまくエネルギーに変換できなくなったり、不要物の排出を怠りがちになり、肥満をはじめ、女性の恐れている老化を引き起こす可能性がでてきます。

そこで今注目されているのが「食物酵素」
生の野菜や果物には、自分自身を消化するための酵素が含まれていて、この酵素がもっとも活発に働くのが人間の体温である36度前後。身体のなかに入ると酵素が活性し、体内の酵素が消化の手伝いをする必要がなくなり、代謝活動に集中できるようになります。一般的に生の野菜やフルーツばかりでは身体が冷えるのではという疑問を言われる人がいると思います。たしかに代謝機能が高まり、身体のなかに溜まっている毒素を排出するために、一時的に身体を温める機能は低下する場合はあるみたいですが、そんなに気にする事はないみたいです。
またフルーツの場合は糖分が高いので血糖値が上がったり太ったりしないかという疑問をいわれる人もいますが、フルーツの果糖は、白砂糖などの加工された糖とは別物です。ですからこれも大丈夫です。
先ずは1日の食事量の50%をローフードに切り替えると代謝が正常になり、脳を始め自律神経など心と密接に関わる部分にもしっかりと栄養が届くようになり、精神的にも安定してくるのが判るそうです。

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