食関連

自然治癒能力を高めるグリーンの威力

本題のグリーンは緑の葉野菜を指します。多くのローフードの実践者が今、グリーンスムージーというグリーンの葉野菜を細かく砕いた飲み物を食生活に取り入れています。シンプルなローフードの形=グリーンスムージー。アメリカでの有名なローフード・ファミリー ヴィクトリア・ブーテンコさんが提案された、誰でも気軽に取り組め、効果が高いグリーンが入ったジュースは「グリーンスムージー」と名づけられました。

グリーンは栄養の宝庫です。しかしこれまでは、まともな食べ物として認識されてませんでした。例えば、ニンジンの葉は、私たちが常食している根の部分に比べて数倍もの栄養素を含んでいます。しかし、その葉っぱはウサギや羊、牛が食べるものだという固定観念により、私たちはサラダなどに入れて食べませんでした。それどころか、ニンジンという植物の中の最も栄養価の高い部分を習慣的に捨ててしまっているのです。根の部分は糖分と水を多く含むため、人間の味覚は食べやすいと感じますが、葉を口にすると誰もが苦いと感じます。でも、その苦みには実は豊富な栄養素が詰まっているのです。ビーツの葉には根の7倍のカルシウム、192倍のビタミンAが、またカブの葉には根の2500倍ものビタミンKが含まれています。同じ植物でも、部位によって栄養素の量が圧倒的に異なります。
多くの人が慢性的な栄養不足で悩む中、根野菜についている高い栄養価をもつ葉の部分が毎年何トンも捨てられているのです。葉野菜は,実は自分たちの健康を維持していくために大切なものです。
 
しかしそんなにすごい栄養価の葉ですが、以下の欠点があります。
実はその葉はしっかりと噛み砕いてから摂取しなければ、十分な栄養素は得られないということです。それも葉に含まれる栄養素を体に取り入れるためには、クリーム状になるぐらいまで細かく噛み砕く必要があります。さらに、ミネラルやビタミンを消化するためには、胃酸の濃度がpH1~2の間と、非常に高くないといけないのです。葉の栄養素を吸収するには、しっかりと噛み砕くこと、そして胃酸の濃度を高くすること、この2つの条件を満たさなければなりません。それでは葉を食することは無理だと思われるかもしれませんが、そこで登場したのがグリーンスムージーです。 グリーンスムージーだとそれらの厳しい条件をクリアできます。グリーンスムージーはミキサーで葉と水を一緒にブレンダーで混ぜ合わせたジュースのことで、それにより体内に吸収しやすいようにしました。グリーンスムージーの詳しい作り方はヴィクトリア・ブーテンコ著「グリーン・フォー・ライフ」を読んでみてください。
 

グリーンスムージーの特徴

【メリット1】時間をかけずに、すぐに作れる。
【メリット2】持ち運びができる。
【メリット3】1日に必要な栄養素が摂れる。
【メリット4】体調改善・美肌などに効果的。
【メリット5】簡単なので続けられる。
 
葉、すなわちグリーンは、自らを修復する能力、生物が持つ驚くべき自然治癒力(すべて病気を治す唯一の力)をアップさせる効力が非常にあります。またグリーンは体をアルカリ性にする効果もあります。癌は体が酸性の時に成長すると言われています。ですからグリーンスムージーが体のpH値を安定させ健康な状態へと導いてくれます。 こんなすごいグリーンスムージーを一度、騙されたと思って挑戦してみてください。きっと驚くような効果が出るはずです!!
 
▶︎おすすめの本 「グリーン・フォー・ライフ 著:ヴィクトリア ブーテンコ」

関連記事