食関連

俺のところの???は食べるな!

タイトルが何をいっているのか意味不明かもしれませんね。実は自分の工場でつくった食品を食べない人たち、または工場でつくった日用品等を使用しない人たちが増えているとよく聞きます。(先日もある○○食品の研究員が、自分たちの開発したカレー粉は自宅では絶対に使わないと、非常に奇妙なことを言っていました?)
今の食品には大量の添加物が使われています。
製造工程で添加物などに関わった人は、それを自分は食べれなくなる、使用できなくなるらしいのです。添加物を使うことによりコストが下がり私たちは安価に買うことができます。そしてメーカとしてはコスト削減で利益が上がりますし、安くて均一の商品をコンスタントに、しかも楽につくることができます。
消費者、メーカにとって添加物は嬉しい存在?でも添加物で本物は消えた?添加物で偽物、○○風が増えた?添加物のすべてを本当に信じていいのか?

添加物のすべてとはいいませんが、毒性、危険性は非常に心配です。私たちは添加物の恩恵以上に何か大切なものを引き換えにしているような気がします。製造に関わった人たちは、それを自分の家族には食べさせたくない、使用させたくない。確かに添加物というのは、国の機関がひとつひとつ毒性のテストをして、一定の基準を満たしたものが許可されています。だから普通に食生活などを送っているならば、添加物を摂取しても問題ないというのが、国の考え方です。(ただ添加物の毒性や発がん性のテストは、ネズミなどの動物を使って繰り返し行われ、ネズミにある添加物を100g使用したら死んでしまったので、人間に使うなら100分の1にして、1gまでにしようなどと大雑把に決めているみたいです。化粧品などはウサギが選ばれるそうです)
しかし、それらは単品使用の場合においてのテストであり、複数の添加物をいっぺんに摂取したらどうなるかという実験は十分行われていないのが実態です。複数の添加物を同時に摂取した場合の危険性は、自分たちが人体実験をされている状況にあります。複合摂取の問題は完全に盲点になっています。ですから国の基準だからといって完全に信頼できるものではないと思います。

*食品*
廃棄寸前のクズ肉が30種類の「白い粉」でミートボールに甦る。
コーヒーフレッシュの中身は水と油と添加物だけ、決して牛乳、生クリームは入ってない。
塩漬液を注入した水ぶくれで添加物いっぱいのハム。
漂白剤で洗浄されるカット野菜。  etc
*日用品*
石油の絞りカスから作られるシャンプー、化粧品。
キューティクルが破壊されるシャンプー。
味覚を麻痺させる歯磨き剤 。  etc

今の時代、私たちの生活から添加物をゼロにすることは不可能だと思います。添加物があるからこそ生活が便利になったことは事実です。でも添加物を国が許可しているからといっても、添加物には毒性・危険性があるので、むやみにたくさん使っていけないということだと思います。知り合いや家族、身近な人にそれを食べさせる、使わせるときにこれぐらいの添加物なら安心だというぐらいの基準で製造してほしいものです。製造者=消費者です。ウソや騙す、ごまかすのではなく、皆さんに安心できるものをつくってほしいですね。
これは製造者だけに責任があるのではなく、私たち消費者にも責任があると思っています。消費者が望むからメーカはつくるのですから・・・・・。消費者が添加物をこのまない姿勢をもつことが大事だと思います。また消費者が賢くなって、もし販売されていても、それら疑わしきものは買わない態度も必要でしょうね。「なぜこんなに安く買えるの?」「なぜこんなに長持ちするの?」「なぜこんなに色がきれい、形が整っているの?」とにかく今は、安さ、便利さの代わりに私たちは大事な何かを失ってきています。日本の現実がそういうである以上、私たちは自分で自分の身を守っていくほかにないかもしれません。

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