食関連

崩れた牛乳神話

数年前のベストセラー本で「病気にならない生き方」新谷弘実著が話題になりました。健康に興味がある人は、その本をお読みになっているとは思いますが、衝撃的な事実として牛乳を飲めば飲むほど骨が弱くなるという内容がありました。
そうです、もう今までの牛乳神話には騙されてはいけません。
牛乳を飲んでも骨粗鬆症の予防にはならないのです。逆にむしろ骨が弱くなると、ハーバード大学および権威のある研究機関が行った研究でも同様の結果が出ています。牛乳同様にチーズ、ヨーグルトなども食べれば食べるほど、骨はもろくなり、骨折のリスクが高まります。乳製品は食べたり飲んだりしないほうがいいのです。
 
じつは乳製品はあなたの骨の中のカルシウムを抽出して、尿として流してしまいます。実際には牛乳・乳製品の摂取量の多い国ほど骨粗鬆症やがんの発生率が高くなっているのです。骨粗鬆症の発症率のワースト3は、アメリカ、フィンランド、スウェーデンといった酪農・乳業王国なのです。
牛乳が人間の消化器官に入ってくると、からだは異物の侵入として捉えます。花粉症、ぜんそく、アトピー、じんましんなどのアレルギーや、鼻炎、関節炎、腹痛、下痢などは、体が異物を排出するために戦っているサインです。
牛乳および乳製品の摂取をやめるだけでも、驚くような奇跡が起こります。牛乳はさまざまなアレルギーの最大の元凶であるばかりか、肥満、がん(乳房、前立腺、大腸など)、リンパ腫、心臓病、脳梗塞の要因になるともいわれています。

牛乳は子牛にとって自然が与えてくれた完全な健康食品ですが、人間にとってはきわめて有害といっていい食品です。もっとも強力な発がん性化学物質であるガゼイン(ミルクタンパク)をはじめ、何百種もの有害物質が寄せ集まった飲み物といっていいでしょう。巨額な宣伝費を使って視聴者を洗脳しようとしているメーカーのCMや、認識不足の医師や栄養士など、でも一番はそれらを管理する国側、政府のあり方には疑問を感じます。 本当に自分たちの健康を守る気持ちはあるのだろうかと・・・・。
 
地球上で種族の違う動物のミルクを飲んでいるのは人間だけである。
この地球上で生息する動物たちで生涯「乳離れ」していないのは人間だけである。
 
自分は子供の頃から乳製品は非常に苦手でしたが、これらの理由により自分の体が受けつかなかったのだと今になり知りました。今でも、学校給食に牛乳が出るところはあるとは思いますが、アレルギーなどを理由に拒否もできる時代です。今からの時代は、自分たち自身が賢くなって自分および家族の健康を守っていきたいですね。
  
▶︎おすすめの本「病気にならない生き方 -ミラクル・エンザイムが寿命を決める。 新谷弘実」

関連記事