私たちは毎日、食事をとります。
私たちの身体は、毎日食べているものによって作られていると言っても過言ではありません。
では、どのようなものを食べていけばよいのでしょうか。
世の中には、さまざまな食事法があります。
「この食事法が正しい」
「この食事法は間違っている」
といった情報を目にすることもあります。
でも私は、一つの食事法だけを「これが正しい」と断言することはできないのではないかと思っています。
人は一人ひとり違います。
100人いれば、心も身体も100通りです。
私自身もこれまで、さまざまな食事法について調べ、実際に試してきました。
興味を持った食事法があれば、自分で調べ、実際に試してみる。
そして、自分の身体や生活に合っているのかを考えてみる。
それも一つの方法ではないでしょうか。

健康にこだわりすぎて、食べることが怖くなった
以前の私は、徹底したヴィーガン生活を実践していたことがあります。
動物性のものは一切とらず、外食するときにもヴィーガンのものを選び、市販の甘いものも食べない時期がありました。
健康によい食事をしたい。
そんな思いから始めたことでした。
ところが、いつの間にか健康な食事にこだわりすぎて、食べることそのものを楽しめなくなっていました。
「これは身体によくないのではないか」
「これは食べない方がいいのではないか」
そんなことばかり考え、食べ物に対して少し恐怖さえ感じていたのかもしれません。
それでも、ヴィーガンを実践したことを後悔しているわけではありません。
その経験があったからこそ、食や健康について、それまで以上に深く考えるようになりました。
私にとっては、とてもよい経験だったと思っています。
今、私が思う「健康な食事」
いろいろな食事法を調べ、実際に試してきた今、私が食について思うことがあります。
どのような食べ物でも、感謝して、楽しくいただくこと。
それも、とても大切なことなのではないでしょうか。
身体によいものを選ぶことは、もちろん大切だと思います。
でも、あまりにこだわりすぎてしまうと、心が食べ物に縛られ、食事を楽しめなくなってしまいます。
私は「これは身体に悪いのではないか」と不安ばかりを感じながら食べるよりも、食べ物に感謝し、楽しく味わっていただくことも、心と身体にとって大切なのではないかと考えています。
私たちは、さまざまな命をいただいて生きています。
食材そのものだけではなく、それを育てた人、作った人、運んだ人、料理してくれた人。
たくさんのものがつながって、目の前の一食があります。
そう考えると、自然と「ありがとう」という気持ちが生まれてきます。
私は、食べ物にも目には見えない「気」があると考えています。
感謝していただくことで、食事の時間そのものも豊かなものになるのではないでしょうか。
よく味わい、自然とよく噛み、食べることを楽しむ。
「感謝していただく。」
いろいろな食事法を経験してきた今、それが私の大切にしている食事のあり方です。
今日も、皆さんにとって幸せな一日になりますように。