スピリチュアリティ

ハワイに伝わる秘法「ホ・オポノポノ」

「ホ・オポノポノ」というのはハワイ語で「調和を取り戻す」という意味があります。ドクター・ヒューレンが「ホ・オポノポノ」を日本に紹介されましたが、ハワイに伝わる伝統的な秘法です。自分に起こるすべての問題は自分が作り出したものであるとして、『I’m sorry (ごめんなさい)』『I love you (愛しています)』『Thank you (ありがとう)』という言葉を何度も何度も繰り返して自分などに言い聞かせるものです。

ドクター・ヒューレンは言います。
『あなたの体験するすべてはあなたの責任なのです。あなたのイメージの中にある全世界はすべてあなたの人生の中にあり、あなたが作り出したものですから、 世界を変えるにはあなたを変えるしかないのです。もし世界を癒したかったら、自分を愛し、自分の人生を癒すしかありません。全世界はあなたの中に投影されたものであってそれは存在していないのですから。だから自分を愛し、自分を癒すことによって、自分が変化したとき、世界も変化しているのです。“ありがとう”という言葉には、“ごめんなさい”“愛しています”という言葉のすべてを含んでいます。だから“ありがとう”という言葉を大切にしてください』と。
またこうも言われています。
『最初に、あなたがお生まれになった時はパーフェクトでした。苦悩もなく、完全な自由だった。でも、問題が現れた。ホ・オポノポノがすることは、このカオス(混乱状態)を消去してしまうことなんです。消去することによって、ゼロ状態、無の状態に戻れます。そのとき初めて神が現れ出てきます。それはインスピレーションという形をとります。』

ドクター・ヒューレンが言われるように我々、誰もが宇宙で唯一のかけがえのない大切な存在で完全、パーフェクトな状態なのです。神なる存在が不完全なものを創られるはずがありません。自分たちが勝手に不完全にしただけなのです。自分の完全さを認めましょう!!!毎日、自分に対して「ごめんなさい」「愛しています」「ありがとう」をできるだけたくさん繰り返して言いましょう!!!ドクター・ヒューレンのハワイでの奇跡をご紹介しましょう。

ハワイ州立病院には刑法に触れる罪を犯しているにも関わらず、精神障害があるという理由で不起訴または無罪になった人たちを収容する病棟がありました。この病棟は大変危険なところとされていて、いつ患者に襲われるか分からないということで、職員たちはとても恐れていました。実際に辞めていく人も多かったらしいです。その病院、病棟に赴任してきたのが、心理学者のドクター・ヒューレンです。ドクターは一度も患者を診ることもなく、ただカルテに目を通すだけなのに、患者を次々と治していき、ついには全員を治してしまったのです。それで、今ではその病棟が閉鎖されてしまったというのですから驚きです。ドクターはハワイの秘法「ホ・オポノポノ」を使われたのです。
患者の中には暴力を振るわないように手足を縛られていたものもいましたが、だんだんと穏やかになってきたそうで、二、三ヵ月後には自由に歩くことを許されていたというからびっくりです。騒がしかった病棟がどんどん静かなところになってきて、その病棟にあった植物もどんどん育っていったそうです。またしょっちゅう故障していたトイレも正常に動くようになったというから、またまた驚きです。
ドクターは「ホ・オポノポノ」しかこの病院で実行されていません。ですから、このような病棟を「ホ・オポノポノ」が変えたのは事実です。

ドクター・ヒューレンが病棟で実践されたことについてこう言われてます。
『私の中の神なる存在に対して問いかけたのです。「私の中の何が、その患者の人たちを狂暴で手に負えない人として存在させてしまっているのですか?」神なる存在が不完全なるものを創るはずがありません。われわれ生命は、完全なものとして神なる存在によって創られた。患者たちはすでに完全な存在なのに、彼らのことを完璧な存在としてみれない何かが私の中に原因としてある。そのことに対して、私は神なる存在に謝罪しました。間違いをもったものを創造することは誰にもできない。なぜならば、すべてのものはすでに完璧なものであるからです。ですから、完璧なものを完璧なものとしてみることのできない自分自身を「申し訳ない、許してください」と神に詫びました。そして完璧なものがみられなかった自分の不完全さを消去してくださいとお願いしました。』ただそれだけだそうです。

「ホ・オポノポノ」の威力は本当にすごいですね。この「ホ・オポノポノ」はなかなか理解しにくいかもしれませんが、これを皆さんが素直に使えるようになれば世の中は変わるでしょうね。このハワイ州立病院でのことが信じられる人は、すぐに実践されてみてください。まずはパーフェクト、完璧な自分を認めてあげてください。

▶︎ お勧めの本 「イハレアカラ・ヒューレン著」

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