スピリチュアリティ

スピリチュアリティとは

スピリチュアリティ(霊性)とは、今、マスコミでも霊などで取り上げられているスピリチュアリズム(心霊主義)とは大きく違います。スピリチュアリティとは「人は誰でも、心の奥底に、自我を超えた絶対的な自然な力、あるいは無限の宇宙に必ず憧れを抱いています。その自然な感覚に基づいて、自分の言動や人生を律する傾向」をいいます。スピリチュアリズム、心霊主義(精神主義)とは、幽霊や霊魂、オカルトまたは宗教といった存在を扱います。
現在、スピリチュアル・ブームが到来して「霊の存在」が当たり前のように認められ、テレビでも頻繁に取り上げれられて社会的にも認めている状況です。スピリチュアルというブームの中で、何か心地よい感覚になってしまい、はまっていく人が多くいます。またなかには霊感商法の被害にあってしまうケースも多くあります。言い過ぎかもしれませんが…。
スピリチュアリティ

自称スピリチュアリスト、霊媒師の中には幻覚を見ているのか、さもなければ詐欺師かのどちらかの場合があります。なぜ幻覚なのかは、「霊は存在しない」にて述べています。そしてそのスピリチュアリスト、霊媒師が、存在しない霊界を見えるかの如く断言し、人にアドバイスします。アドバイスを受けた人は頭から信じて動揺したり感激したりし、そのアドバイスに忠実に従っていく人もいます。それでその人がよい方向に行けばよいのですが…。しかしこれは少々危険な気がします。過去に世間を騒がしたオウム真理教を思い出してください。どうなったでしょうか?無責任なアドバイスにより家庭がおかしくなったケースを自分は何度も見てきました。今もカルト教祖が多くの信者を犠牲にした事件は後を絶ちません。一度、真剣にスピリチュアリズム、心霊主義については考えた方がよさそうな気がします。

スピリチュアリティ、霊性とは、至高の存在(宇宙意識)と関わっていくことです。スピリチュアリティとスピリチュアルとはまったく違います。スピリチュアリティとスピリチュアルとには天国と地獄ほどの差があります。自分はこのスピリチュアリティ・霊性にずっと関わってきました。霊性をもって、人類は、自分たちの魂の根源であり究極の目的地である、宇宙の真理へと歩まなければならないと思っています。宇宙の創造から、ずっと生命は宇宙を認識しようと進化をしてきました。自分を知りたい、宇宙を知りたい、無限なる至上の存在を感じたいという思いは、人間のもつ普遍的な心情です。意識するにせよ、しないにせよ、誰もが持っている思いです。

宇宙

スピリチュアリティ=霊性の実践とは、すべての人々がこの宇宙のあらゆる存在の一つとしてみていくということです。人間は本来、霊性を意識した生き方をすれば幸せな人生になります。現在の権利や力を獲得している人々は、その権力を維持、拡大していきたいがために霊性を認めませんし、スピリチュアリティ、霊性の目指す理想の広がりを阻止しようとします。
スピリチュアリティ=霊性の進化には、一番は瞑想です。興味があれば瞑想にチャレンジしてみてください。
私たちは、どこから来て、どこに向かうのでしょう?何のために生まれて来たのでしょうか?どう生きていけばよいのでしょうか?

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