生き方のヒント

「カンフーパンダ」に学ぶ

今日は是非、皆さんに観ていただきたいアニメ映画をご紹介します。もう既に観ている方も多いかも知れません。それは「カンフーパンダ」です。制作はスピルバーグ率いるドリームワークスが手掛ける映画です。主人公のパンダ・ポーがドラゴンの戦士として成長していく過程のストーリーです。パンダ・ポーの師匠であるシーフー老師もいいですが師匠にあたるウーグウェイ導師は最高です。そのウーグウェイ導師の言葉は胸に響きます。ポーがカンフーの戦士になれるか不安なときにウーグウェイ導師はポーにこうアドバイスされます。

『君は「これまで」と「これから」を心配しすぎなんです。言うでしょう?昨日とは過去のもの、明日とは未知のもの、今日の日はもうけもの。それは天の贈り物』

名言ですね。ポーに大切なのは今日という日だと導師は教えます。そしてやりたいことは、今始めようと。本当にそうですよね。やりたいことは今、始めるのがいいです。すぐに始められない人が多くみえます。また、ウーグウェイ導師はこうも言われます。悩んだときには迷ったりしてどうすればいいのかわからなくなる?しかし本当の答えは自らがわかるともアドバイスされます。

『想念とはこの水鏡と同じ。波立てば見ることは難しい。だが、静まれば答えは自ずと出る。』

名言ですね。いつもブログで書かせていただいていますが、確かに答えは自分の中にあります。また、最後にポーがカンフーの奥義を記された竜の巻物を見て驚く場面があります。この竜の巻物は、誰もが必死に欲しがる、しかも選ばれし戦士しか見ることができない貴重な巻物です。そしてそれを手に入れたポーは期待して巻物を開きます。しかし、その巻物の中には何の奥義も書かれていませんでした。ただ見えるのは鏡のような金箔に映る自分自身の姿だけです。そうです。「奥義は何もないこと」を知ります。実はそのヒントをくれるのは、ラーメン屋を営むポーの父でした。父は秘伝のラーメンスープに入れる秘密の材料についてポーに説明します。それは『秘密の材料なんてないのだ。特別にするには、特別だと信じるだけ』父の言葉にポーは驚きます。今まで父が作るラーメンスープは特別に美味しかったからです。しかし、これで巻物の真意を理解します。奥義とは自分自身を信じることなんだと。そうです。何も根拠はなくてもいいのです。ただ、自分は特別だと思えばいいだけ、それだけなのです。
どうでしょうか?今日から皆さんも自分は特別だと思いませんか?何も根拠がなくても大丈夫です。ただ自分は特別だと思って過ごしませんか?きっと素敵な人生になりますよ!よかったら「カンフーパンダ」を観てください。

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