心・生き方について

人は天寿には逆らえない

「天寿」という言葉があります。

天から与えられた寿命という意味です。

私は、人にはそれぞれ天寿があり、それに逆らうことはできないと考えています。

だから大切なのは、ただ長く生きることではなく、自分に与えられた人生を最後まで生き切ることではないでしょうか。

もし天寿が四十年であるなら、その四十年を精一杯生きる。

八十年であるなら、その八十年を生きる。

できることなら、元気に、楽しく、自分に与えられた人生を最後まで生きたいものです。

長く生きることだけが「長寿」ではない

一般には、八十歳、九十歳、百歳と長く生きることを「長寿」といいます。

でも私は、年齢だけで長寿を考えていません。

たとえば八十歳まで生きたとしても、その人に与えられた天寿がもっと先まであったとしたら、天寿を全うしたことにはならない。

反対に、もし四十年という天寿を与えられた人が、その四十年を精一杯生き切ったのであれば、それも一つの「長寿」と考えることができるのではないでしょうか。

私にとって長寿とは、単に長い年月を生きることではありません。

自分に与えられた命を、最後まで生き切ること。

それが本当の意味での長寿なのではないかと思っています。

私たちには天寿が分からない

ただ、自分の天寿が何年なのかを、私たちは知ることができません。

明日までなのかもしれません。

あと何十年もあるのかもしれません。

一時間先に何が起こるのかさえ、私たちには分かりません。

だからこそ、私たちにできるのは、今、目の前にある一日を大切に生きることだと思います。

まだ先があると思って、やりたいことをいつまでも先延ばしにするのではなく、

会いたい人がいるなら会う。

やりたいことがあるならやってみる。

伝えたいことがあるなら伝える。

そして、今日という一日をできるだけ楽しく生きる。

今日という一日を生きる

いつまで生きられるのかは誰にも分かりません。

だから私は、必要以上に先のことを心配するよりも、今を大切にしたいと思っています。

自分に与えられた天寿がどれだけあるのかは分からない。

でも、今日という一日が自分に与えられていることは分かります。

だったら、その一日を大切に生きればいい。

一日一日を大切に積み重ねながら、自分に与えられた命を最後まで生き切る。

私は、それが天寿を全うするということなのではないかと思っています。

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