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心・生き方について

恐怖・不安の克服について

人は生きている限り、誰でも何かしらの恐怖や不安を感じることがあると思います。

将来のこと。

仕事のこと。

人間関係のこと。

まだ起きてもいないことを考えて、不安になることもあります。

私自身も、若い頃から恐怖や不安について考えてきました。

20歳代の頃、D・カーネギーの『道は開ける』という本に出会い、恐怖や不安と向き合うためのヒントを得ました。

それから私は、自分なりに実践を続けてきました。

恐怖や不安から逃げない

不安なことがあると、できれば考えたくないものです。

何か別のことをして気を紛らわせたり、考えないようにしたりすることもあります。

もちろん、それで気持ちが楽になることもあるでしょう。

でも私は、恐怖や不安がいつまでも消えないときには、一度きちんとその正体を見てみるようにしています。

「自分は、いったい何を怖がっているのだろう」

まず、そこを考えます。

私が実践してきた方法

最初に、できるだけリラックスします。

深呼吸をしたり、静かに瞑想したりするのもいいと思います。

そして、

「自分はいま、何を不安に思っているのか」

を見つめます。

次に、

「その不安は、何から来ているのか」

を考えます。

はっきりした理由があることもあれば、何となく漠然と不安を感じていることもあります。

理由が分からなければ、無理に答えを出す必要はありません。

ただ、自分の中にある不安を見つめてみます。

一番恐れていることを見てみる

原因が分かったら、私は次に、

「自分が一番恐れていることが、本当に起こったらどうなるだろう」

と考えます。

これは最初は少し怖いものです。

でも、あえてそこまで考えてみます。

必要であれば、そのことについて調べます。

知らないからこそ怖くなっていることもあります。

詳しく知ることで、

「思っていたのとは違った」

と分かることもあります。

そして、本当に自分が恐れていることが起きた場合、

「では、そのとき自分はどうするのか」

まで考えます。

「それでも自分は大丈夫」と思えるところまで見る

私はこの方法を長年続けてきて、恐怖や不安というものは、正体が分からないまま考えているときほど大きくなることがあると感じています。

頭の中だけで、

「大変なことになるかもしれない」

「どうしよう」

と考えていると、不安はどんどん大きくなります。

でも、その先まで見て、

「もしそうなったら、こうしよう」

「ここまでが最悪なら、それでも何とかできる」

と思えると、不思議と気持ちが落ち着いてくることがあります。

私自身、実際に向き合ってみると、想像していたほど恐れる必要はなかったと気づいたことが何度もありました。

まだ起きていないことに、今を奪われない

恐怖や不安の中には、

これから起きるかもしれないこと。

あるいは、起きないかもしれないこと。

について考え続けているものもあります。

まだ起きていないことへの不安によって、今の自分まで動けなくなってしまう。

私は、それではもったいないと思っています。

だから私は、不安からただ逃げるのではなく、一度その不安を見つめて、一番恐れているところまで考えてみるようにしています。

そして、

「もしそうなったとしても、そのとき考えればいい。自分は何とかしていける」

と思えるところまで向き合う。

これが、20歳代の頃から私が実践してきた、恐怖や不安との向き合い方です。

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