セレンディピティという言葉をご存じでしょうか。
セレンディピティとは、何かを探している途中で、思いがけず別の価値あるものを発見したり、偶然の出来事から幸運につながるものを見つけたりすることをいいます。
人生を振り返ってみると、
「あのとき、たまたまそこへ行ったから」
「あの人と偶然出会ったから」
「何気なく目にしたものがきっかけになって」
その後の人生が大きく変わった、ということがあります。
私は、こうした偶然をただの偶然として終わらせないことも大切なのではないかと思っています。
シンクロニシティに気づく
セレンディピティと一緒に、私が大切にしているものに「シンクロニシティ」があります。
シンクロニシティとは、一般には「意味のある偶然の一致」といわれるものです。
考えていた人から突然連絡が来た。
必要としていた情報が、思いがけないところから入ってきた。
なぜか気になって行った場所で、その後の人生につながる人と出会った。
そんな経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。
私は、こうした出来事が起こったときには、すぐに「ただの偶然」と片づけないようにしています。
「この出来事には、何か意味があるのだろうか」
と一度考えてみます。

偶然に気づくだけではなく、その先へ
シンクロニシティが起きても、それに気づかなければ、そのまま通り過ぎてしまいます。
そして、気づいたとしても、何もしなければ人生は変わらないかもしれません。
私は、セレンディピティで大切なのは、偶然の中に何かを見つけ、それを自分の行動につなげていくことだと思っています。
何かが妙に気になる。
なぜか心に引っかかる。
何度も同じような情報が入ってくる。
そんなときには、自分の直感にも耳を傾けてみます。
そこから思いがけない出会いや、新しい道が開けることがあります。
起きた出来事を、どう受け取るか
人生には、自分が望んでいなかったことも起こります。
私は、そうした出来事についても、ただ「悪いことが起きた」と決めつけるのではなく、
「この出来事から、自分は何に気づけるだろう」
と考えることがあります。
そのときには分からなくても、後になって振り返ると、
「あの出来事があったから、こちらへ進んだんだ」
と思えることもあります。
偶然を偶然のまま通り過ぎるのか。
そこから何かを感じ取り、自分の人生に生かしていくのか。
私は、その違いがセレンディピティにつながっていくのではないかと思っています。