スピリチュアリティ

霊障は存在しない

20年間の探求の結果として霊障は存在しないと自分は信じています。もちろん霊界も存在しません。もう一度いいますが、皆さんが怖がっている霊障は存在しません。仏教でも霊の存在を否定しています。しかし、不思議なことに霊の存在を否定しているのに葬式をしたり、お盆はあります。なぜでしょう?むかしから日本は宗教心として、先祖の霊はきちんと祀らないと祟られるという考えがあったようです。今でも霊媒師は、それらしきことを口にします。なかには高価な壺を買わされるような悪質な霊感商法もいまだに存在します。日本はむかしから霊に対する恐怖、そして除霊する風習がありました。かなり昔から日本はこの祟る霊の概念に囚われていたといえます。人は霊に対する恐怖心から勝手に霊を作り出し、それが原因で病気にもなることもあります。すべては自分が引き起こしているのです。実は自分も経験があります。霊障は存在しませんが、霊障を認める方には霊障は実際に存在しないのにあたかもいるようになります。

霊障

よく幽霊を見る人がいますが、その人は実は残留想念を見ているだけに過ぎません。人間は死後に霊魂のままで、どこにも漂ったりはしません。漂うのは残留想念です。残留想念は、人間が死んで転生し別の場所で生まれた後も、特定の場所に延々と漂っていることがあります。たとえば、ある家族が、そこで地獄のような生き方をしていたとします。その家はやがて住む人がいなくなって空家になりました。数カ月してから誰かがその家を借りることになったとしましょう。するとその人がかなり敏感であるならば、その家に住んでいた人たちが残していった、ひどい想念を感じることになるのです。これが残留想念です。そしてもしかしたら、その人は、そこに住んでいた人々の姿さえも見るかもしれません。それも想念体です。よく一般に言われる幽霊現象は、死者の霊魂ではなく、死者の残留想念が敏感な人にキャッチされ、観察者の特殊な感覚によって映像化されたという意味です。幽霊が見える人、見えない人に分かれるのはその理由からです。また自称霊媒師が幻覚を見るのは、生まれながらに見やすい体質か何かのきっかけで幻覚が見える体質になった場合があります。幻覚をみる人は、霊媒師以外にも一般の人にもかなりいます。さらに被暗示性が高い人は幻覚を見やすいと思われます。中には自分で訓練をして見えるようにする人もいます。自分の知り合いでも幻覚を見る方は大勢いますが、同じものを見ても人によって違う答えが返ってきます。今は霊媒師的な人、スピリチュアリスト的な人は世間にはゴロゴロいます。そして特別な力を持った?自分は特別なんだと勘違いした人たちが、見えない人たちに霊界やオーラが見えるが如くアドバイスをしていますが、少々危険な気がします。その場合は冷静になって一度考えてみてください。

霊障

人間は臨死体験をしたときなど、霊界に行ってきたような錯覚を起こすことがあります。死にゆく脳は時間の感覚を超えていますので、いろいろな感覚を起こすわけです。夢を見ているときの脳がそれとよく似た状態ですね。たとえば、一週間分の体験を夢にみても、実際にはその間に30秒くらいしか経過していなかったということがよくあるわけです。霊界が錯覚であることは、臨死体験をして霊界を見て来たという人たちの霊界の描写が、その人の宗教的背景によって全く異なっているという事実からも明らかだと思います。キリスト教徒はキリスト教的な霊界を描写し、仏教徒は仏教的な霊界を描写することがとても多いのです。何回も書きますが霊界は存在しません。この件については、いろいろな考え方があるとは思いますが、自分が20年で達した結論は以上です。先日も霊障で10年悩んでいた人を遠隔治療いたしましたが、4回の遠隔治療の結果、その人は10年のもの悩みが解消されました。どうでしょうか?すべては自分の作った結果です。自分が理解した、想った通りに働きます。

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