以前、舩井幸雄さんが紹介されていた、宮古島にある「石庭」を家族で訪れました。
パワースポットとして知られている場所なのですが、観光施設ではありません。
新城定吉さんが、ご自身の庭から一つひとつ石を掘り起こしてつくられた石庭です。
その数は600個以上。
中には30トンもあるという巨石もあり、それらを新城さんが一人で、てこの原理を使いながら掘り起こしていったというから驚きました。
実際に訪れてみると、個人のお庭とは思えないような光景が広がっています。
見渡すと、あちらこちらから大きな石が地上へ姿を現しています。

一つの石から始まった石庭
石庭づくりのきっかけになったのは、新城さんが庭を歩くたびにつまずいていた一つの石だったそうです。
あるとき、その石から、
「一人で起きあがれないから、力を貸してくれ」
というメッセージを受け取ったといいます。
簡単に掘り起こせると思っていたところ、一週間もかかり、出てきたのは重さ1トンほどもある大きな石だったそうです。
掘り起こした石を立ててみると、人の顔のように見えたり、向きを変えると福禄寿の顔のように見えたりしたといいます。
そこから新城さんは、地中に埋まっているほかの石がどんな形をしているのか興味を持ち、次々と掘り起こすようになったそうです。
そうして長い年月をかけ、600個を超える石が姿を現しました。
石と向き合う中で受け取った言葉
石を掘り起こしている間、新城さんはいろいろなメッセージを受け取ったそうです。
石庭には、その言葉が石のそばに記されていました。
「人間の知恵は井戸の泉の如く湧きいずるものである」
「忍耐と努力は才能を産み育てる母である」
「神々様と岩石は永遠である」
「天体と人間才能は無限大である」
広い石庭の中を歩きながら、一つひとつの石を見ていると、
「これだけのものを一人で掘り起こしてきたのか」
ということにも驚かされます。

実際にその場所に立ってみる
私はこれまで、さまざまな場所を訪れてきました。
写真を見たり、人から話を聞いたりすることも面白いのですが、パワースポットと呼ばれる場所は、やはり実際にその場所へ立ってみると印象が違います。
その場所の空気や、自分がそこで何を感じるのか。
それは人によって違っていいのだと思います。
宮古島を訪れる機会があれば、この不思議な石庭にも足を運び、ご自身でその場所を感じてみるのも面白いかもしれません。
私にとっても、宮古島で出会った印象深い場所の一つになりました。