医療と健康

放射能問題で得たこと

東北地方太平洋沖地震により被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。また、貴重な命を失われた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

今、皆さんの一番の関心は福島原発のトラブルの放射能で自分の健康を損なわないかではないでしょうか?自分がいろいろ調べた結果としては現時点の状態(2011年4月12日現在)では、身体において影響はさほどなく心配することもないのではないかという事です。ただ今の現状から原発の事態が悪くなれば異なりますが…。放射能の影響では白血病や癌などの発生が心配されます。しかし癌においては放射能が癌を直接つくるわけではありません。実は放射能を浴びることによりフリーラジカル、活性酸素(毒素酸素)が体内で増加し、フリーラジカルが癌の原因となる可能性があるわけです。このフリーラジカル・活性酸素(毒素酸素)は、放射能だけではなく、有害物質、電磁波、精神的ストレス、肉体疲労などの誘因によっても体内に増加します。体内で発生する活性酸素は1000種類以上あるといわれ、各々の活性酸素が人体に及ぼす作用も多種多様です。生体内のいろいろな酸素やホルモンの働きを阻害し、細胞内の遺伝子やミトコンドリアを傷つけ、細胞膜や臓器を障害し、動脈硬化を促進し、老化のスピードを速めるといった多くの有害作用を引き起こします。誰にでもこの活性酸素は放射能を浴びなくても、毎日、大なり小なり発生しています。

放射能問題で得たこと

でも私たちの身体には活性酸素を除去する仕組みが備わっており、体内にある酵素の働きにより消去してくれています。ただし活性酸素の量が増えすぎると、処理が追いつかなくなり健康が害されます。それでも人間には免疫力があるから普通では大丈夫です。ただ免疫力が追いつかない活性酸素が発生したり、免疫力が落ちていた場合には病気になる可能性はあります。ですから日ごろから免疫力を上げていれば大丈夫です。
皆さんは日ごろから自分の健康について意識されてましたか?今回の原発の事故で健康を意識したという人は少なくないと思います。皆さんは日ごろから免疫力を上げる努力をされてましたか?免疫力をあげれば自然治癒力は上がり健康になります。
放射能問題で、自分の健康ということについて考えさせられたのではないでしょうか?免疫力を上げるためにも放射能問題に対して余り深刻にならないようにしましょう。日本大震災後、いろいろなメディア報道を見て心理的影響を起こさせる要因が多く感じられます。精神的ストレスはとくに免疫力を下げます。私は必要最低限の情報だけを見て、後はあまり見ないようにしています。インターネット上でも地震に関するあらゆる情報が飛び交っています。確かに放射能問題を楽観視はできませんが、必要以上におびえると心身によくありません。放射線量が安全な範囲であれば、人間本来、自然治癒能力があるので大丈夫です。

放射能問題で得たこと

毎日規則正しい生活を送りましょう。ストレスのたまるニュースなどはほどほどにして、好きなことをして気分転換しつつ、心身ともに健康維持できるようにすることが必要です。腹の底から笑うのも体の免疫力をアップさせるというのは医学的にも証明されています(笑う事でNK細胞・免疫細胞が活性化されるといわれています)。
余談になりますが、末期癌患者をケアするホスピスなどでも、落語を治療のひとつに取り入れているところもあるぐらいです。落語を聞いた後は、痛みの感じ方が少ないなどの効果を上げているようです。「笑う門には福来る」です。大いに笑って過ごすのもいいですね。
また免疫力を上げるのに気功治療もとても効果があります!(放射能被爆には気功?…宣伝すいません)
まとめとして日本中で健康に関する不安が高まっていますが、病気にならない身体づくりには、食事に気をつけることはもちろんのこと、恐れや不安を手放し、自然治癒力を高めていくことが大切だと思います。今回の東日本大震災での危機は、自然治癒力を高める生き方への転換を促しているようにも感じられます。 最後に未だ命がけで発電所の処理にあたっておられる方々に心から感謝申し上げます。

関連記事